怪物新人が語る大谷翔平「なんという男」 打撃だけでない魅力「全て兼ね備えている」
レッズのデラクルーズ、大谷翔平と「機会があれば話してみたい」
■エンゼルス ー レッズ(日本時間23日・アナハイム)
レッズの新星が二刀流スターに興味津々だ。22日(日本時間23日)のエンゼルス戦前、5ツールプレーヤとして注目を浴びるレッズの大型新人エリー・デラクルーズ内野手は、大谷翔平投手について「機会があれば話してみたい」と会話を心待ちにした。
試合前のクラブハウスで、日本メディアの取材に快く応じ「日本語はわからないよ」と笑わせた。グラウンドでは異次元のプレーを見せる超新星だが、話すと21歳。あどけない笑顔を見せた。
ドミニカ共和国出身で今年6月にメジャーデビュー。同月23日(同24日)のブレーブス戦で、出場わずか15試合目でサイクル安打を達成した。さらに、7月8日(同9日)には、1打席の間に二盗、三盗、本盗を決める離れ業も成し遂げた怪物級のの身体能力の持ち主としても知られている。
デラクルーズは大谷について「なんという男だ。彼の仕事ぶりに感心している。1つでも疲れるのに、彼は投打二刀流の活躍をしている」と絶賛。打撃と投球のどちらが凄いか問われると「彼は全て(の能力)を兼ね備えている。ピッチングには感心させられるが、私は打者(大谷)を選ぶ。走塁も上手で、信じられないパッケージをもった選手だ」と語った。
自身も7月に内野の送球で99.8マイル(約160.6キロ)を計測。これはスタットキャストが導入されて以降、内野手の最速補殺記録。メジャー屈指の強肩の持ち主だが、登板については「ノー。まだ検討していないよ」と笑う。一方で、23日(同24日)のダブルヘッダー第1戦では対戦予定。「素晴らしい投手であることを知っているが、試合に勝つことが目標だ」。対決では負ける気はなさそうだ。
(Full-Count編集部)