Wソックス、球団首脳2人を異例の同時解任 ウィリアムズ副社長は井口資仁獲得→世界一
ラインズドルフ球団オーナー「非常に難しい決断だった」
ホワイトソックスは22日(日本時間23日)、ケニー・ウィリアムズ副社長とリック・ハーンGMを解任したと発表した。球団首脳を同時解任するのは異例だ。
ホワイトソックスなどで通算451試合出場したウィリアムズ副社長は、引退後の1992年から球団特別補佐やスカウトなどを歴任。2000年からGMを務め、2005年には井口資仁ら機動力のある選手を獲得。スモール・ベースボールでワールドシリーズ制覇を果たした。2012年までGMを務め、副社長に異動。GM補佐だったハーン氏がGMに就任していた。
ジェリー・ラインズドルフ球団オーナーは「2人とも才能があり、ホワイトソックスとは長い関係性にあったので、これは非常に難しい決断だった」と声明を出した。2021年に地区優勝したが、今季は地区4位と低迷。「今年は多くの水準において非常に残念な結果となった。このことから、最良の決断は野球運営部門のリーダーシップを変えることだという結論に達した」と説明した。
(Full-Count編集部)