107年ぶりVから一夜 慶応・森林監督には1000件の連絡「感謝の気持ちで帰りたい」
1916年の第2回大会以来107年ぶりとなる夏の甲子園制覇
第105回全国高校野球選手権を制した慶応(神奈川)の森林貴彦監督と主将の大村昊澄内野手(3年)が24日、歓喜から一夜明け、宿舎出発前に取材に応じた。
慶応は23日の決勝・仙台育英戦に8-2で勝利し、1916年の第2回大会以来107年ぶり2度目の優勝を果たした。
地元への出発を前に、森林監督は「昨日はいろんな方への連絡でちょっと寝るのが遅くなりました。(連絡は)1000件くらい」と苦笑いした。帰ってやりたいことを問われると、「秋に向けての新チームが大変心配なので、新チームのメンバーの練習を見たいです」と語った。107年ぶりの優勝に地元・日吉も大盛り上がり。「地元の方々を含めて、多くの方に応援していただいて、支えられて甲子園での戦いがある。皆様に感謝を申し上げる気持ちで、地元に帰りたい」と語った。
主将の大村昊澄内野手(3年)は「(夜は)あまり寝られなかったです。興奮していて体が熱くて、あまり寝付けなかった」と振り返った。「地元が1番落ち着く。落ち着かない生活が結構続いたので、リフレッシュできたらなと思います。自分たちでは何も成し遂げられなかったので、(応援してくれた)地元の人達には感謝を伝えたいです」と語った。
(Full-Count編集部)