大谷翔平は球団OBにも大人気 通算153勝右腕も虜…サイン獲得作戦が「最高に面白い」
通算153勝のヘイレン氏、エンゼルス時代の2011年には16勝を挙げている
エンゼルスの大谷翔平投手は、球団のOBからも大人気だ。通算153勝のダン・ヘイレン氏が、大谷からサインを貰おうと、あの手この手で画策。MLB公式サイトが、「ショウヘイ・オオタニを敬愛するファンのリストに、元MLB投手のダン・ヘイレンも加えよう」と伝えている。
ヘイレン氏は、2007年から2009年に3年連続で球宴にも選出された名投手。2010年途中から2012年までエンゼルスでプレーし、2011年には16勝を挙げるなど活躍した。現在はダイヤモンドバックスでピッチング・ストラテジストを務めており、大谷とトラウトからサインを貰うためにユニホームを購入したという。
まずは「ミスターオオタニ、私はダン・ヘイレンというものです」「私の個人的なコレクションのために、このユニホームにサインしていただけないでしょうか?」と手紙を書いてSNSに投稿。元エンゼルスでチームメートだったジェレッド・ウィーバー氏のアカウントにタグ付けし、アピールを試みた。
さらに、手紙では大谷と自身に共通する“特殊な偉業”も強調。同メディアによると、大谷が今年5月15日(日本時間16日)に先発投手として4安打を達成する前、2010年に当時ダイヤモンドバックスだったヘイレン氏が、4安打を達成した最後の投手だったという。
ヘイレン氏のSNSによると、2か月が経ったがまだサインは貰えておらず、「多分、私は2人を困らせているのだろう」と気長に待っている。記事では「おそらく、この手紙を公開することが、ヘイレンの願いを叶えるために必要なことなのかもしれない。彼は近い将来、サイン入りのオオタニとトラウトのユニホームを幸運にも、受け取ることができるだろう」と締めている。
ファンからは「幸運を祈っているよ」「最高に面白い」「イッペイがこれを見てショウヘイに伝えてくれるといいね!」「僕は、ダン・ヘイレンのエンゼルスのユニホームを今でも持っている」との声が寄せられている。大谷は23日(同24日)に右肘の内側側副靱帯を損傷し、投手としては今季絶望となったことが明らかになった。少しでも軽症であることを祈りたい。
(Full-Count編集部)