ロッテと鷹のゲーム差「3.5」に拡大 宮城大弥が今季3度目の完封…24日のパ・リーグ

西武戦で完封勝利を挙げたオリックス・宮城大弥【写真:矢口亨】
西武戦で完封勝利を挙げたオリックス・宮城大弥【写真:矢口亨】

ロッテは石川慎吾が決勝タイムリー、坂本光士郎は移籍後初白星

■ロッテ 5ー4 ソフトバンク(24日・ZOZOマリン)

 24日にはパ・リーグの2試合が行われ、ロッテがソフトバンクに、オリックスが西武にそれぞれ勝利した。ロッテは、ZOZOマリンスタジアムで行われたソフトバンク戦に、5-4で逆転勝利。カード勝ち越しを飾った。

 ロッテの美馬学は初回、無死一、二塁から柳田悠岐に18号3ランを被弾。2回、3回は3者凡退に抑えたが、4回に近藤健介の20号ソロを浴び、6回101球6安打2四球7奪三振4失点でマウンドを降りた。

 打線は4点を追う4回、マイク・ブロッソーの犠飛で1点を返す。5回には1死二、三塁から内野ゴロの間に2点目を挙げると、6回には安田尚憲、ブロッソー、田村龍弘、岡大海の4連打で2点を加え、同点に追い付いた。

 7回2死二塁から石川慎吾の適時打で勝ち越しに成功すると、8回は横山陸人、9回は益田直也が抑え、5-4で試合終了。2番手・坂本光士郎が移籍後初勝利をマーク、益田はリーグトップの33セーブ目を挙げた。

 敗れたソフトバンクは、先発の和田毅が5回75球5安打2四死球4奪三振2失点の好投も、救援陣がリードを守り切れず。2位・ロッテとのゲーム差は「3.5」に広がった。

宮城大弥が今季3度目の完封勝利、オリックスは引き分けを挟んで6連勝

■オリックス 5ー0 西武(24日・ベルーナドーム)

 オリックスは、ベルーナドームで行われた西武戦に5-0で勝利。引き分けを挟み6連勝を飾った。

 オリックスは3回、1死一、三塁から宗佑磨が適時打を放つと、続く中川圭太が12号3ランをたたき込み、4点を先制。7回には2死三塁から中川圭の適時打で5点目を挙げた。

 先発の宮城大弥は初回を無失点で立ち上がり、その後も二塁を踏ませない素晴らしい投球を続ける。8回には初長打を許したが無得点に抑え、最終回は1死から2者連続三振を奪い試合終了。9回117球4安打無四死球12奪三振無失点と圧倒し、今季3度目の完封勝利を飾った。

 敗れた西武は、打線が散発4安打で無得点。6回105球7安打2四球4失点と粘りの投球を見せた隅田知一郎を援護できず、同一カード3連敗を喫した。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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