中日・大島洋平、通算2000安打達成 史上4人目の大学、社会人経ての偉業に大歓声
プロ14年目、37歳での快挙に本拠地喝采
■中日 ー DeNA(26日・バンテリンドーム)
中日の大島洋平外野手が26日、本拠地でのDeNA戦に「2番・左翼」で先発出場。3回1死一塁の第2打席に中前打を放ち、史上55人目の通算2000安打を達成した。
大島が偉業を達成した。初回の第1打席は二ゴロ併殺崩れに倒れたが、迎えた第2打席だった。石田の初球の直球を鋭い打球で中前へ運んだ。プロ14年目、37歳でついに大台に到達。その瞬間、本拠地ファンから大歓声が沸き起こり、大島は頭を下げて笑顔。昨年までの同僚・京田と享栄高時代の監督だった柴垣旭延さんから花束を贈られ、万感の表情を浮かべた。
享栄高、駒大、日本生命を経て2009年ドラフト5位で入団。1年目から外野の一角を担い、2012年には打率.310を記録してリードオフマンとして定着した。その後もコンスタントに成績を残し、達成まで115本として今季の開幕を迎えていた。
大学、社会人を経ての2000安打達成は、古田敦也、宮本慎也(ともにヤクルト)、和田一浩(中日)に次ぐ史上4人目の快挙。球団では高木守道、谷沢健一、立浪和義(現監督)、谷繁元信、和田、荒木雅博に次いで7人目の偉業達成となった。