独立Lが台湾の人気チアと異例コラボ 可憐ダンスで魅了…新たな“日台交流”の形
台湾チア「Rakuten Girls」がBCリーグ埼玉武蔵と“応援交流”
台湾プロ野球「楽天モンキーズ」のチアリーディングチーム「Rakuten Girls」が今月5日、ルートインBCリーグの埼玉武蔵-栃木戦の応援に参加した。これまでNPB球団との交流はあったが、独立リーグとのコラボという前例のないイベントとなった。
この企画が実現した背景として、埼玉武蔵の川島慶一専務取締役は「当球団に所属していた由規投手が楽天モンキーズに移籍したことから今回の応援交流の話がスタートしました」と説明する。当初は「Rakuten Girls」が応援に参加するだけのプランだったが、楽天モンキーズの応援団長のRinaさんにも来日してもらい、奇数回は日本の応援スタイル、偶数回はチアが可憐なダンスを舞う台湾の応援スタイルで行うことが決まった。
異色のコラボに参加した「Rakuten Girls」のメンバーも、今回の試みには好感触。最年少のリーユンは、「ヒートベアーズのファンの皆さんが私たちと一緒に踊ってくれたのもうれしくって、本当に印象に残るイベントになりました」と話し、日本のファンに感謝を述べた。Yuriは「きれいなスタジアムで、いろんなグッズも売っていて、チアリーダーのみんなもがんばっていて、台湾の人にも日本に来る機会があったら見てほしい」と語った。
試合は、「Rakuten Girls」の後押しを受けた埼玉武蔵が、1点ビハインドの延長10回に2点を挙げてサヨナラ勝利。埼玉武蔵の角晃多社長は「今回の応援交流を発表したらすぐに大きな反響がありました。これを機会に、多くの人に(独立リーグを)知ってもらえたらうれしいです」と語り、双方にとって有意義な交流となった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)