大谷翔平、9回好機で申告敬遠　右肘靭帯損傷も両リーグ最多17敬遠、敵地NYブーイング

敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場

■メッツ ー エンゼルス（日本時間26日・ニューヨーク）

　エンゼルスの大谷翔平投手は25日（日本時間26日）、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、9回の好機で申告敬遠で勝負を避けられた。敵地にブーイングが響いた。

　1点リードの9回2死一、三塁。敵将のショーウォルター監督は迷わず敬遠を支持した。敵地ファンも大ブーイング。大谷の敬遠は両リーグ最多17個目となった。続く途中出場のベラスケスが凡退し、得点にはつながらなかった。

　23日（同24日）に右肘の内側側副靱帯の損傷が発覚。投手では今季残り試合で登板しないが、当面は指名打者で出場することを決めた。千賀滉大とのメジャー初対決は3回に右越え二塁打を放ち、1安打2四球で全3打席出塁を記録した。右肘負傷を感じさせない打撃を見せた。

（Full-Count編集部）