大谷翔平、二盗→三盗 四球でブーイングもすぐさま大歓声…お腹に送球直撃も大暴れ
敵地・メッツ戦に「2番・DH」で先発出場
■メッツ ー エンゼルス(日本時間27日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。4回2死の第3打席で四球を選ぶと、すぐさま二盗、三盗を成功させ、敵地も大歓声に包まれた。
異次元の躍動にニューヨークも大熱狂だ。4回2死の第3打席で四球を選ぶとまずは球場が大ブーイングに包まれた。しかし、続くドルーリーの初球で二盗を成功させた。お腹に送球が直撃するアクシデントがあり、少しうずくまるも、今度は三盗。シーズン19個目の盗塁を決め、球場は総立ちで拍手を送った。
初回の第1打席では右翼へ特大ファウルでスクリーンを破壊し球場が騒然となった。その後、中越え二塁打を放ち、3番ドルーリーの中前打で二塁から先制生還していた。2回2死一塁の第2打席では今季8本目の適時三塁打。ウィットJr.(ロイヤルズ)に並び両リーグトップとなった。さらに続くドルーリーの適時打で100得点目を挙げ、145安打、100得点、132投球回、167奪三振で2021年以来2度目の「クアトロ100」を達成した。
23日(同24日)に右肘の内側側副靱帯の損傷が発覚。投手では今季残り試合で登板しないが、当面は指名打者で出場することを決めた。25日(同26日)の同カードでは、千賀滉大投手から右越え二塁打を放つなど全3打席で出塁した。打者専念でも打撃と足で魅せた。
(Full-Count編集部)