大谷翔平の元相棒や3球団競合のドラ1らが“正念場” 1軍出場のないベテラン選手

ヤクルト・荒木貴裕、中日・堂上直倫、楽天・銀次(左から)【写真:荒川祐史、小西亮】
ヤクルト・荒木貴裕、中日・堂上直倫、楽天・銀次(左から)【写真:荒川祐史、小西亮】

1238安打の楽天・銀次、ドラ1入団の中日・堂上らが今季出場していない

 今年のプロ野球も、各球団残り30試合前後。いよいよ大詰めを迎えるが、まだ1軍出場がないベテラン選手も少なくない。ここでは、今季出場機会のない“35歳以上”の選手を紹介する。

 1986年世代では中日の大野奨太捕手。2008年ドラフト1位で日本ハムに入団し、大谷翔平投手ともバッテリーを組んだ。2017年オフに中日にFA移籍後は徐々に出場機会が減り、今季は未出場だ。

 1987年世代では楽天・銀次内野手とヤクルト・荒木貴裕外野手に出番がない。生え抜き18年目の銀次は通算1238安打をマークし、ベストナインを2度受賞。2軍では72試合出場で、打率.295をマークしている。荒木は内外野守れるユーティリティとしてチームに貢献してきた。

 1988年世代では、2014年に新人王、2016年に最優秀防御率のタイトルを手にした通算76勝のロッテ・石川歩投手が未登板。楽天の左腕・塩見貴洋投手は2021年6月1日のヤクルト戦が1軍最後の登板になっている。

 野手では2006年高校生ドラフト1巡目で中日に入団の堂上直倫内野手、同1巡目で西武に入団した日本ハム・木村文紀外野手の出番がない。堂上はドラフトで阪神、巨人からも指名を受けた逸材。木村はプロ入り後に投手から転向し、花を咲かせた。

 年齢的にも岐路を迎えているベテラン選手たち。今後残り少ない試合の中で1軍出場機会はあるか。注目される。

(Full-Count編集部)

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