大谷翔平と両輪のはずが…左腕エースが背信11敗目 指揮官は酷評「リーグ平均の投手」
サンドバルは4回途中5失点KO「タフだ。継続性が課題だ」
■アスレチックス 9ー2 エンゼルス(日本時間2日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、6回に4試合連続安打となる右翼線二塁打を放った。3打数1安打1四球で打率.307。主力5選手が他球団へ移籍し、マイナーから7選手を昇格させたチームは完敗し、借金7となった。
先発のサンドバルは3回まで無失点。しかし、4回に一気に崩れた。1死二塁から3連打を許すなど5安打5失点。4回途中5安打5失点でKOされ、今季11敗目を喫した。「少し不安定だ。リーグ平均のピッチャーだ。彼も同じことを言うと思うけど、もっといいピッチャーだ。自信を持って送りだしているし、(サンドバルで)勝てると思っている」と、フィル・ネビン監督は歯がゆい思いを口にした。大谷翔平と共に先発投手の軸と期待されていた左腕・サンドバルは「変化球が制球できなければ、速球を狙われる。タフだ。今季は地道にやってきたけど、継続性が課題だ」と声を絞り出した。
メジャー昇格させたパリスは2打数無安打も2四死球。5回には敵失で出塁した。ネビン監督は「3度出塁した。(凡打だったけど)いい打席だったと思うし、いいスイングもできていた。(守備で)いいプレーもした。スプリングトレーニングで見たけど、彼は本当に賢い選手だ」と目を細めていた。
(Full-Count編集部)