大谷翔平の3冠に強敵…“隠れ首位打者”が規定到達 シーガーが打率.345で独走態勢
レンジャーズのシーガーが、出塁率、長打率、OPSでも大谷に急接近
レンジャーズのコーリー・シーガー内野手が1日(日本時間2日)、本拠地で行われたツインズ戦に「2番・遊撃」で先発出場し、規定打席に到達した。この試合を終えた時点で打率.345をマークし、ランキング1位だったヤンディ・ディアス内野手(レイズ)の打率.324を大きく上回ってトップに登場。一気に独走態勢となった。
エンゼルスの大谷翔平投手とレッドソックスの吉田正尚外野手も絡む首位打者争いに急展開だ。シーガーは今季、開幕から高打率を維持し続けていたが、故障での離脱も多く、規定打席に届いていなかった。4月12日(同13日)には左ハムストリングの痛み、7月22日(同23日)には右親指の捻挫で負傷者リスト(IL)入りしていた。
しかし、8月2日(同3日)に2度目のILから復帰し、ここまで好調をキープ。打率.345、26本塁打、出塁率.410、長打率.655、OPS1.065をマークし、打率では大谷の.307、吉田の.294に大差をつけている。さらに、出塁率と長打率でも大谷に次いでリーグ2位、OPSでは大谷の1.072に次いでメジャー2位と急接近。最大のライバルになりそうだ。