本拠地なのに大ブーイング…大谷翔平に“違反四球” 敵軍左腕が反省「勉強になった」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷との対戦でピッチクロック違反「ボークになることを知らなかった」

■アスレチックス 9ー2 エンゼルス(日本時間2日・オークランド)

 思わぬ結末にマウンドで苦笑いするしかなかった。アスレチックスの左腕ショーン・ニューカム投手は1日(日本時間2日)、本拠地・エンゼルス戦の8回に大谷翔平投手と対戦した。フルカウントからの7球目を投げようとしたところでピッチクロック違反。四球という結果に終わり、「決着がつければ最高だったけど……」と反省の弁を述べた。

 敵地でブーイングが起こった。3ボール2ストライクからの7球目。プレートを外した時に、審判が時計を示すジェスチャーをした。ピッチクロック違反だった。初球はカーブ、4球目は内角へのフォーシームと投げ分け、追い込んでから決め球を投げるつもりだった。「変化球を狙った場所に投げられたので、2ストライクまで追い込んだけどね」。悔しさをにじませる。

 メジャーでは初のピッチクロック違反。ニューカムは8秒を切ってからプレートを外したが、タイマーがリセットされず、ボークを宣告された。「8秒を切っている状態で、プレートを外してしまった。それをしたら、ボークになることを知らなかった。勉強になったよ」と振り返った。

 それでも「ショウヘイはとても危険なバッターだ。いつでもホームランを打てる」。警戒心があったからこそ、間を置こうとしたのは否めない。「ピッチクロック違反になってしまった。でも、彼とまた対戦すると思う」。次こそは真っ向勝負で挑む。

【実際の映像】ものすごいブーイング…敵軍左腕の悲劇 大谷翔平との対戦で“違反四球”

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