妙に野球が上手い“始球式のプロ” 投手でも難しい超遅球が「かなりレベル高い」
元日本ハム・杉谷拳士さんが“また”始球式に登場
元・日本ハムの杉谷拳士さんが3日、エスコンフィールドで行われた日本ハム-オリックス戦の始球式に登場した。マウンドの手前から投じた山なりのボールは、見事にストライクとなり場内は拍手喝采。ファンも「このタレントさん上手いなぁ」「始球式のプロなんですね!」と感心している様子だった。
この日は、ポッカサッポロPresents「9月3日はクエン酸の日 キレートレモン サンクスマッチ」として開催された。レモンアンバサダーを務める杉谷さんは、マウンド手前で両ベンチに深々と礼をすると、昨年までの同僚たちにも挨拶がわりの合図を送り投球準備に入った。しなやかなフォームから投じた一球は、山なりの軌道で外角低めにおさまった。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeチャンネルで動画を公開すると、「ナイスピッチングでした!」「始球式準レギュラーじゃねえか」とファンが続々と反応した。さらには、礼儀正しい姿勢や、軽く投げてストライク投球を決めた様子に「かなりレベルの高い野球経験者なのではないでしょうか」「逆にこんなイーファス気味にストライク投げんのむずいやろ」と、妙に“野球が上手い一般の方”のプロ顔負けの技術に驚く声もあった。
杉谷さんは今季、2試合連続で始球式を務めるなど、すでに試合前セレモニーの“常連”となっている。元プロ野球選手としての技術と、持ち前のエンタメ精神で観客を沸かせる雄姿に今後も期待したい。