源田が“規格外”のスーパープレー 周東との競争制し鷹ファンも感心「思わず拍手した」
俊足の周東との“競争”で間一髪アウトに
■ソフトバンク 3ー2 西武(3日・ベルーナドーム)
西武の源田壮亮内野手が3日、ソフトバンク戦(ベルーナドーム)に「1番・遊撃」で先発出場した。9回の守備では、周東佑京内野手が放った打球を好捕し、間一髪アウトに仕留めた。投手のグラブに当たり進行方向が変わった打球に対し、見事な反応で捌いたプレーに、ファンからは「これが侍を救った守備と脚」「派手さは無いけどほんと上手」と絶賛の声が集まっている。
1点ビハインドの9回、周東が放った打球はブルックス・クリスキー投手の足元に飛んだ。クリスキーが即座に反応しグラブに当てると、わずかに進行方向が遊撃側に変わった。源田は猛然とダッシュで難しい打球を捕ると、流れるようなランニングスローで、アウトを奪った。俊足の周東との競争で、少しでもミスがあれば出塁を許していただけに、ギリギリのプレーに場内は大いに沸いた。
「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが動画を公開すると、「抜けたと思ったら弾かれて余裕のセーフかと思ったら余裕のアウト」「鷹ファンだけどこれは思わず拍手した」とファンが続々と反応した。また、「ベンチで悔しがってる周東がちょっと楽しそう」と、NPBトップクラスの脚力と守備の対決となった場面で、安打を1本“損”する結果となった周東の反応に注目する声もあった。