巨人・吉川が好判断で同点阻止 前進守備も超絶反応…チャンス逸した立浪監督は憮然
二遊間を抜ければ同点も…吉川尚輝のスーパープレーに東京ドームは歓喜
■巨人 ー 中日(10日・東京ドーム)
巨人の吉川尚輝内野手が10日、本拠地での中日戦に「8番・二塁」で先発出場した。1点リードで迎えた8回の守備で、二遊間に飛んだ打球を抜群の判断で好捕して、同点のピンチを救った。
8回1死三塁の場面、4番手のアルベルト・バルドナード投手からブライト健太外野手が放った打球が二遊間に飛んだ。前進守備を敷いていた吉川は、この当たりに素早く反応。逆シングルで捕球すると、すかさず本塁に送球した。スタートしていた三走・三好大倫外野手の懸命のヘッドスライディングも捕手・大城卓三のタッチが早く、間一髪でアウトとなった。
吉川の好守によって同点を阻止すると、東京ドームの巨人ファンは大歓声。打ったブライトは呆然とし、千載一遇のチャンスを失った中日・立浪監督はベンチで憮然とした表情を浮かべた。