大谷翔平を今夏放出しなかったのは「正しい判断」 PO消滅でも…エ軍GMが主張
ミナシアンGM「状況を考えると正しい判断だった」
エンゼルスは16日(日本時間17日)、大谷翔平投手を右脇腹痛で15日間の負傷者リスト(IL)に入れ、今季の残り試合を欠場すると発表した。会見を開いたペリー・ミナシアンGMは今夏のトレード期限前に大谷を放出しなかったことに触れ、「正しい判断だった」と主張した。
今夏のトレード期限直前、大谷の去就が注目されていた。このオフにFAになることを見据え、放出するのでないかという憶測が高まっていたが、エンゼルスは残留させた。
「今夏のトレード期限で放出しなかったのは正しい判断だったか」。こう問われたミナシアンGMは「私たちが置かれていた状況を考えると、正しい判断だったと思う」と述べた。
さらに「今となっては簡単に(トレードした方が良かったと)言えるかもしれないが、当時の順位やプレーを考えると、正しい判断のように感じた。(もう一度同じ状況になっても)私は判断を変えない」とも言い切った。
この時点ではプレーオフ進出への可能性が高まり、トレード市場では“買い手”となり補強を進めたエンゼルス。大谷への判断も正しかったと強調した。
(Full-Count編集部)