エンゼルスのPO進出が消滅 9年連続敗退はメジャー最長、大谷翔平は大舞台ならず

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

9年連続PO進出ならずはタイガースと共にメジャー最長

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは16日(日本時間17日)、プレーオフ進出の可能性が完全消滅した。ワイルドカードを争うブルージェイズが同日の本拠地・レッドソックス戦で勝利したため、エンゼルスは14試合を残し、9年連続でプレーオフ進出を逃した。9年連続でポストシーズン進出を逃すのはタイガースと共にメジャー最長となった。

 15日(同16日)に地区優勝の可能性が消滅したエンゼルスは68勝80敗。この日のタイガース戦からの14試合で全勝しても82勝。ワイルドカードを争うブルージェイズは82勝だが、対戦成績で負け越しているため上回ることができない。82勝のレンジャーズ、81勝のマリナーズは両軍の直接対決を6試合残しており、どちらかは83勝以上を挙げる。このため、エンゼルスのワイルドカード3枠に入れない。

 2014年に地区優勝を飾って以来、大舞台から遠ざかっているチームは、今夏のトレード市場で“買い手”に回ったが、トラウト、レンドンら負傷者が続出した。8月に月間8勝19敗と大失速。この日、6年目で初のプレーオフ進出を目指した大谷翔平投手も8月に右肘内側側副靱帯を損傷。9月に右脇腹を痛め、この日、負傷者リストに入って今季の残り試合を欠場することとなった。

(Full-Count編集部)

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