悠々セーフの場面でいつの間にかアウトに… 巧妙な“罠”に「カメラも騙されている」
一塁へ送球する体勢から急遽“変更”、二走を誘い出しタッチアウトに
■中日 8ー7 広島(18日・バンテリンドーム)
広島・小園海斗内野手が見せたトリッキーなプレーに走者もファンも騙されてしまった。18日にバンテリンドームで行われた中日戦の3回、打球を処理し一塁へ送球すると見せかけ、走者を誘い出すと、そのまま挟殺プレーでアウトに仕留めた。この判断に「これは騙される」「カメラも騙されてる」と、ファンも中継カメラも罠にはめられた。
3回、1死二塁で打者・ビシエドの打球は三遊間に転がった。遊撃の小園は逆シングルで捕球すると、すかさず一塁への送球体勢に入った。そのまま投げるかと思われたが、これはフェイク。騙された二走の大島は、進塁を試みてスタートしてしまった。小園はここぞとばかりに大島を追いかけ、そのまま挟殺プレーに。あえなく大島はタッチアウトとなり、打者走者も一塁止まりで攻撃の芽を摘んだ。
このトリッキーなプレーを「DAZN」公式X(旧ツイッター)が動画で公開すると、すかさず「上手すぎ」「一塁送球の体制から二塁に投げられる小園すご」「ワンステップ入れてるのが肝やな」「広島のトリックプレーは、常識を覆すような驚きと興奮を与えてくれます」と絶賛の声が集まった。中継カメラも小園の罠にはまり、一塁にアングルを変えようとしたことから、「カメラも騙されているのおもろい」と着目するファンもいた。