157億円契約後に“急失速”…姿を消した元エ軍325発男 無所属のまま今季終了の危機

2021年までエンゼルスに在籍したジャスティン・アップトン【写真:Getty Images】
2021年までエンゼルスに在籍したジャスティン・アップトン【写真:Getty Images】

元エ軍のアップトンは今季出場なし…マイナー契約も結んでいない

 2017年途中から2021年までエンゼルスに在籍したジャスティン・アップトン外野手は今シーズンを無所属のまま終えようとしている。通算1754安打、325本塁打をマークしている36歳は2017年オフにエ軍と5年1億600万ドル(約157億円)契約を結んだが、2019年から失速。米メディアからも近況が聞かれることはなくなってしまった。

 輝かしいキャリアを誇る名選手が、今季はどの球団にも所属することなく終えてしまいそうだ。36歳のアップトンはエンゼルスと大型契約を結んだ後、徐々に失速。契約最終年だった2022年開幕前にDFAになった。

 同年5月にマリナーズと契約したが、17試合で打率.125に終わり、同年7月にFAとなった。今季はFAのままマイナー契約さえ結んでおらず。シーズンも残りわずかとなり、今季は出場なしに終わる危機に瀕している。

 話題になったのは今年1月。MLB公式が去就が決まっていない選手の1人にアップトンをあげ、「2008年から2017年まで、球界屈指の安定感のある打者だった。彼らに別れを告げる準備はできていない」などと伝えていた。このまま静かに、現役に別れを告げてしまうのだろうか。

(Full-Count編集部)

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