大谷翔平、投手再起へ強い思い 名医との協議で出た結論「肘の寿命を延ばす」
エラトロッシュ医師「目下の負傷を治療して健康な靭帯として強化する」
エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、ロサンゼルス市内のカーラン・ジョーブ整形外科クリニックで右肘靱帯の手術を受けた。執刀したニール・エラトロッシュ医師もコメントを発表。「元通りに回復し、2024年の開幕には打者として一切の制限なしに、2025年には二刀流として準備が整うことを期待している」と声明を出した。
大谷が右肘にメスを入れるのは2018年10月のトミー・ジョン手術を受けて以来。この時の執刀医もエラトロッシュ医師だった。「ショウヘイと慎重に検討を重ねた結果、最終的に決めたのは、肘の寿命を延ばすために生体組織を移植しながら、目下の負傷を治療し、健康な靱帯として強化することだった」。このコメントだけでも、大谷の投手復帰への熱い思いを感じさせられる。
大谷の代理人、ネズ・バレロ氏も「ショウヘイが今後も長きに渡って二刀流を続けることを希望した」とコメントした。まだまだ打者専念せず、あくまで投打の二刀流として輝きを取り戻していく。
(Full-Count編集部)