投げた本人呆然の“神トリック”　ワンバンが生んだ奇跡は「何度見ても飽きない」

■オリックス 3ー2 ロッテ（19日・京セラドーム）

　投手の投球が、捕手のはるか手前でワンバウンド。ところが、これが功を奏して捕手からの一塁牽制で走者がアウトになる珍プレーが起きた。投手も走者も呆然の展開に「トリックプレーだったんや！」とファンから声が上がった。

　ロッテ岩下大輝投手は、19日のオリックス戦（京セラ）で8回に登板し、2死一塁の場面でとんでもない投球ミス。ボールは打者・大城のはるか手前でワンバウンドした。一塁走者の小田が二塁を伺おうとしている所で“奇跡”が起きた。

　ワンバウンドしたボールは捕手の佐藤都志也の胸の位置へ。難なくキャッチすると一塁へ牽制を送り、小田を刺した。投げた岩下も、刺された小田も、オリックスベンチも唖然呆然。一方、佐藤都はしてやったりの表情だ。

「パーソル パ・リーグTV」は公式YouTubeに「【神トリックプレー…!?】」とのタイトルで映像を投稿。「何度見ても飽きない」「怪我の功名、ってヤーツ」「これからこーゆープレー増えるか？」「トシくんのしてやったり顔が好きすぎる」とコメントが並んだ。