内川聖一が現役引退表明 「少しホッとしてる自分がいるのも正直な気持ち」
自身のインスタグラムを更新「プロ野球選手を卒業します」
独立の九州アジアリーグに所属する大分B-リングスの内川聖一内野手が、現役引退を表明した。横浜(現DeNA)、ソフトバンク、ヤクルトでプレーした41歳は自身のインスタグラムを更新し「お知らせです。2023年シーズンをもちましてプロ野球選手を卒業します」と報告した。
昨季限りでヤクルトを退団。「昨年、NPBを引退し1年間大分B-リングスでプレーさせて頂き本日、2度目の引退のご報告をさせてもらえる事になりました。松岡少年野球クラブで野球を始め、大分ブレーブス、大分工業高校、横浜ベイスターズ、福岡ソフトバンクホークス、東京ヤクルトスワローズ、大分B-リングスと約33年間プレーヤーとしてやらせてもらいました」と感謝を綴った。
NPBでは2022試合に出場して打率.302、196本塁打、960打点。2008年には右打者史上最高打率(.378)をマークし、両リーグで首位打者、最多安打のタイトルを獲得するなど日本を代表する好打者として数々の功績を残した。
現在の思いについて「その生活が終わることへの寂しさもありますが、それと同時に少しホッとしてる自分がいるのも正直な気持ちです」と本音も。現役生活は大分B-リングスで23、24日の2試合を残すのみとなり「お時間がある方は是非大分県臼杵市のフジジンの杜スタジアムへ足を運んで頂き、プレーヤーとしての最後の姿を見てもらえると嬉しいですし、大分B-リングスで頑張ってます若い選手を応援してもらえると嬉しいです」と呼びかけた。
(Full-Count編集部)