エ軍退団後に更に低迷…171発男は「期待外れ」、今オフFAも既に所属先失う“皮肉”
レンフローはレッズから自由契約となった
レッズからDFA(40人ロースターから外す措置)となっていたハンター・レンフロー外野手が、自由契約となったと球団が発表した。長打力が自慢の大砲は移籍後に低迷が止まらず、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、エンゼルス時代に19本塁打を放つも「期待外れの成績」と言及した。
通算177本塁打を誇るレンフローは昨年11月にブルワーズとのトレードでエンゼルス入り。エンゼルスでは126試合の出場で19本塁打、56打点の成績を残したが、チームのプレーオフ進出が厳しくなり、ウェーバーを経てレッズへ移籍。移籍後は出場14試合で打率.128、1本塁打、4打点と結果を出せなかった。
記事では、レンフローがエンゼルス時代に残した打撃指標に言及。打率.242、出塁率.304、長打率.434は、打席あたりの得点創出の多さを平均的な打者を100とした場合のパーセンテージで評価する指標「wRC+」で98に相当するとして「総合的には平均以下(の選手)だった」と指摘。レッズでのパフォーマンスについても「生産性は著しく低下していった」と言及。レンフローの今季年俸は1190万ドル(約17億6000万円)で、オフにFAとなる予定だったが、シーズン途中で所属先を失う形になった。
(Full-Count編集部)