大谷翔平、HRキング濃厚も…ライバルの現状は? 猛追ジャッジにある“追い風”
2位ロバートJr.は残り8試合…大谷とは7本差
エンゼルスの大谷翔平投手は右肘の手術を行い、今季終了となったが、44本塁打は現時点でもア・リーグトップを独走している。シーズンも最終盤に差し掛かり、日本選手初の本塁打王が有力視されているが、ライバルたちの残り試合数はどうなっているだろうか。
2位につけるルイス・ロバートJr.外野手(ホワイトソックス)は、現在37本で大谷とは7本差。22日(同23日)の終了時点で、残りは8試合となっている。9月に入り12試合本塁打なしと苦戦していたが、18日(同19日)に9月初アーチをかけるとそこから2戦連発。復調の兆しを見せている。
22日(同23日)のダイヤモンドバックス戦で3打席連発を放ち、一気に3位に浮上したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手も残り9試合だ。中でも最終2カードであるブルージェイズ相手には過去105試合で32本塁打、OPS.983、ロイヤルズ相手には29戦12発、OPS1.084と好相性。大谷に並ぶには9戦9発が必要になるが、今季はわずか100試合出場で35発を放っており侮れない。
ジャッジと並び、35本塁打を放っているレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手は、上記の2選手よりも1試合多い9試合を残す。内訳はマリナーズ6試合、エンゼルス3試合。エンゼルスとしては何としても抑えたいところだろう。
2位のロバートJr.ですら、大谷に並ぶには8戦7発というハイペースが必要。現状は大谷のタイトル獲得は濃厚だろう。大どんでん返しは見られるのか。ライバルたちのラストスパートにも注目が集まる。
(Full-Count編集部)