立大、問題行動認め4年生&溝口監督が出場自粛 緊急会見で謝罪「対応不十分であった」
外部弁護士を含む調査委員会を立ち上げ…その他の事実関係は「再調査中」
立大野球部は30日、東京六大学野球秋季リーグの明大1回戦の試合前に、金子明雄野球部長と長野香広報課長が会見を行った。歯が折れたり、未成年者の喫煙があったことを認め、金子部長と溝口智成監督の当面の出場自粛、今週の明大戦に4年生が出場を自粛することを明かした。
金子部長は「これまでの対応が不十分であったので、私、部長の金子と監督の溝口は大学のさらなる調査で事実関係が明らかになるまで、公式戦出場を自粛し、コーチの木村(泰雄)が監督を代行します。最高学年の4年生もこうした疑いを招いたことに責任を感じており、今週の明大戦における神宮球場での活動を自粛いたします」と説明した。
今朝、外部弁護士を含む調査委員会を立ち上げたそうで、長野広報部長は「歯が折れたこと、未成年の喫煙あったことに関しては事実という認識を持っております」と認めた。その他の事実関係については「再調査中」だそうで、調査結果公表の時期については「未定」とした。
立大野球部は、“ミスタープロ野球”こと長嶋茂雄氏をはじめ数多くのプロ野球選手を輩出しているが、東京六大学リーグ戦優勝13回は、0回の東大に次いで少ない。最近も2017年春を最後に昨季まで12季連続で優勝を逃しており、開催中の秋季リーグでも4戦全敗で東大と並び最下位に低迷している(29日現在)。