大谷翔平、球団MVPを3年連続受賞 左手でトロフィー掲げ笑顔…登場に場内大歓声
投手で10勝&防御率3.14、打者で打率.304&44本塁打と躍動
■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルス・大谷翔平投手は9月30日(日本時間10月1日)、球団の最優秀選手(MVP)を3年連続で受賞した。選手間投票によって選ばれるもので、この日の本拠地・アスレチックス戦前に発表された。
19日(同20日)に右肘の手術を受け、この日は13日ぶりにチームに合流。右腕には大きな包帯が巻かれていた。受賞式では左手でトロフィーを持ち、笑顔を見せた。
大谷は今季、投手として23試合登板して10勝5敗、防御率3.14、167奪三振。打者ではリーグ最多44本塁打を放ち、打率.304、95打点、20盗塁をマークした。右肘の内側側副靱帯損傷に加え、右脇腹痛のため16日(同17日)に今季終了となったものの、今季も二刀流での躍動を高く評価された。
昨年まで大谷が2年連続で受賞していた最優秀投手にあたる「ニック・エイデンハート賞」には、カルロス・エステベス投手が選ばれ、3年連続のダブル受賞とはならなかった。