オリックス平野佳寿が日米通算250セーブ達成 史上4人目の快挙で名球会入りへ
通算250セーブは佐々木主浩、高津臣吾、岩瀬仁紀に次ぐ史上4人目
■オリックス 3ー0 日本ハム(2日・京セラドーム)
オリックスの平野佳寿投手が2日、京セラドームで行われた日本ハム戦で日米通算250セーブを達成した。9回にマウンドに上がり無失点で抑え今季29セーブ目を挙げ、名球会入りの条件を果たした。チームは3-0で勝利し連敗を「3」でストップした。
ファンが見守る本拠地で大記録を達成した。平野佳は3点リードの9回に3番手としてマウンドに上がった。先頭の代打・中島に右前打を許したが、続く田宮を二ゴロ、代打・加藤豪を空振り三振。最後はマルティネスで一邪飛に抑えた。
平野佳は2005年の大学・社会人ドラフト希望枠でオリックスに入団。先発としてスタートしたが岡田監督(現・阪神監督)の方針で2010年に中継ぎに配置転換。同年は63試合に登板し32ホールド、2011年には43ホールドをマークし最優秀中継ぎを獲得した。
2012年シーズン終盤から抑えに転向すると、2014年には40セーブを挙げ最多セーブのタイトルを手にした。2017年オフには海外FA権を行使しダイヤモンドバックスに移籍。2020年はマリナーズでプレーし、翌2021年からオリックスに復帰した。
メジャー3年間で通算8セーブ、オリックスでは242セーブをマークし日米通算250セーブの大記録を達成した。これまで250セーブをマークしたのは佐々木主浩(252)、高津臣吾(286)、岩瀬仁紀(407)の3人。平野佳は史上4人目の快挙となった。
(Full-Count編集部)