大谷翔平を超える“リーグ20冠” 靭帯断裂から復活の25歳…球史に刻まれた奇跡の1年
アクーニャJr.は、米記録サイトの20の項目でナ・リーグトップに立った
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が、メジャーの歴史に残るシーズンを送った。159試合に出場して打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁と圧倒的な成績。米国の代表的な記録サイト「ベースボール・リファレンス」の打撃リーダー一覧では、20の項目でナ・リーグのトップに立っている。
安打、得点、盗塁など一般的な項目の他、「OPS」や「オフェンシブWAR」などセイバー系の指標でも、トップに立っている。期待の若手として順調に成長していたが、2021年7月に右膝の前十字靭帯を断裂。昨季は119試合で打率.266、15本塁打、OPS.764と本調子ではなかったが、一気にブレークを果たした。
リーグ20冠がどれだけ驚異的な数字か、ア・リーグと比較してみる。最も多いのはエンゼルスの大谷翔平投手でリーグ15冠。大谷は二刀流としてプレーしているため単純な比較はできないが、アクーニャJr.が上回っている。今季のメジャーを大いに盛り上げた2選手と言って間違いないだろう。
(Full-Count編集部)