高卒3年目の「浅村クラスになれる逸材」 敵ファンも拍手の“ロマン弾”が「天才的」
西武の3年目・山村がプロ初安打&初本塁打をマークした
■ロッテ 7ー3 西武(2日・ZOZOマリン)
西武の山村崇嘉内野手が、2日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦でプロ初本塁打を放った。高卒3年目21歳のロマン溢れる弾道に、「この天才的なスイング、期待させてくれるわ~」「パワーえぐいな」「浅村クラスになれる逸材」とファンは興奮を隠せない。
今季1軍デビューした山村にとって、この日が3試合目の出場だった。7回無死の第3打席にうれしいプロ初安打を放つと、9回1死の第4打席。左腕・鈴木の直球を完璧に捉えると、美しい放物線を描いた打球は右翼席に着弾した。敵のロッテファンも思わず拍手。出迎える松井監督の表情にも喜びがにじんだ。
かつては松井監督、浅村(現楽天)らも背負った背番号「32」への期待は高まるばかり。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「将来必ず3割30本打てる逸材だと思ってる」「この動画何回でも見ていられるわ」「期待しかない」「背番号も相まって、次代の稼頭央、浅村の後継者に目されただけある」と喜ぶファンのコメントが並んだ。