火の国サラマンダーズの馬原監督が退任 2年連続日本一を花道に「勉強の旅に出ます」
2021年に監督就任…今季リーグ3連覇&2年連続日本一を達成
独立リーグ・九州アジアリーグに所属する「火の国サラマンダーズ」は3日、馬原孝浩監督が退任することを発表した。ソフトバンク、オリックスで通算182セーブをマークするなど活躍した馬原氏は、2020年に同球団のGMに就任し、2021年から監督としてリーグ3連覇。9月30日に行われた「独立リーグ・グランドチャンピオンシップ」も制し、2年連続日本一に貢献した。
馬原氏が球団を通じて発表したコメントは、以下の通り。
「2023シーズンをもって、3シーズンお世話になったサラマンダーズを去る決断をしました。この3年間、良い思いをさせてもらったというか、良い思いだけしかない時間でした。本当に選手に恵まれたなと感じています。勝利と育成という相反する要素を同時に目指していく難しさはありましたが、素晴らしい経験になりました。これからは、現場にいてできなかった勉強の旅に出ます」
「私はチームを去りますが、ここまで作り上げたサラマンダーズは、強くあってもらわないと困りますし、リーグV4、3年連続日本一という大きな目標に向かって、残る選手は歴史をつないでいってほしいと思います。最後になりましたが、生まれ故郷の熊本で3年間サラマンダーズに関われたことは誇りですし、幸せな時間でした。支えてくださった全ての方に心より感謝いたします。これからのサラマンダーズの益々の発展を、心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました」
(Full-Count編集部)