大谷翔平は「予算削減の対象外」 大スターすぎて生まれる“例外”…全力メッツの戦略
NY紙「打撃だけでも746億円を手にするだけの価値がある」
エンゼルスの大谷翔平投手の去就が注目されている。米老舗メディア「スポーティング・ニュース」のライアン・フェイガン記者は、スターンズ新編成本部長が就任したメッツのオフの重要課題として大谷獲りを挙げた。
「スターンズ氏が就任会見で行った非常に賢明な行動は、メッツは2024年シーズンのことを諦めていないと語ったことだ」と同メディア。大谷はプレーオフ出場がなく勝利から遠ざかっているため「彼は2024年に強豪として戦うことが見込まれていないチームとは契約しない。もしオオタニの唯一の目標が最大の契約を掴むことであれば、メッツは遠慮なく会見の準備を開始すべきだ。メッツは勝利に全力を注ぐと言うことを示す必要があり、彼らはその方向へと進んでいる」と説明した。
ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」のマイク・プーマ記者は「メッツはもしかしたら(今オフの補強に)大金をつぎ込まないかもしれないが、オオタニのような世代を代表するスターは、ひょっとすると予算削減の対象外かもしれない」と分析した。
右肘靭帯の手術を受けたため、来季は投手としては登板しない大谷だが「しかしながら、彼は打撃だけで5億ドル(約746億円)を手にするだけの価値がある可能性がある」。二刀流のスーパースターだけに“例外”が生まれそうだ。
(Full-Count編集部)