大谷翔平、もう“3冠目” 米識者は落胆「残念」…故障でもMVP選出「屈指のシーズン」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

バーランダー氏が絶賛「フィールド上でやっていることを理解できません」

 故障によりシーズン終盤を欠場したものの、今季も二刀流で躍動したエンゼルスの大谷翔平投手。米スポーツ局「FOXスポーツ」のベン・バーランダー氏が、司会を務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」で今季のMVPに選出した。

 バーランダー氏は「今までに見た中で、正真正銘ベストなシーズンとなるところでした。残念ながら、内側側副靭帯の損傷のためシーズン終了を早い時期に迎えてしまい、投球が(今季は)終了してしまいました。そこから打撃をしばらく続けましたが、脇腹を痛めてしまい、シーズンの最後の数週間で試合に出られませんでした。しかし結局のところ史上屈指のシーズンでした」と理由を説明した。

 さらに「投球面において、シーズンの大半でサイ・ヤング賞級のパフォーマンス。初めて完封もしました。左打者として逆方向への最速の打球速度の本塁打(6月14日=日本時間15日の21号が116.1マイル=約186.8キロ)を放ちました。完封した日(の別の試合)に、1試合2本塁打を記録しました。打率は3割を超え、OPSは1.000を超えています。彼が今年フィールド上でやっていることを、私は理解できません」と投打の内容を絶賛した。

 今季はすでにチームの最優秀選手(MVP)、米専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手に選出されており、早くも“3冠目”。今後も受賞ラッシュは続いていく。

(Full-Count編集部)

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