藤浪晋太郎は「乗った時凄い」 2人が脱落も…米記者“生き残り”予想「最高の選択肢」
藤浪晋太郎を「プレーオフのロースターに入れた」米記者予想
オリオールズ・藤浪晋太郎投手がプレーオフでロースター入りすると米メリーランド州地元メディア「ボルティモア・バナー」が推測している。同メディアのダニエル・アレンタック記者とアンディ・コツカ記者が「(オリオールズの)メンバー入りする選手とメンバー外の選手を予想した」と掲載。そこには藤浪の名前があった。
プレーオフのロースターは26人に絞られる。2選手を減らすが、同記者らの予想では藤浪は“生き残る”という。アレンタック記者は「マイナスに作用する存在と見ている人もいるが、フジナミはロースター入りすると私は予想する。波に乗った時、彼は凄い。そうでない時(ブランドン)ハイド監督はすぐ交代させるだろう」と言及した。
さらにコツカ記者は「彼が波に乗った時、ブルペンで最高の選択肢の1つになる。(最終的に)私はフジナミをプレーオフのロースターに入れた。なぜなら彼は、100マイル(約160.9キロ)の速球とえげつないスプリットを駆使して三振やゴロを奪えるポテンシャルがあるからだ」と力説。“キーマン”になりえる存在だとした。
ア・リーグ東地区で優勝を果たしたオリオールズは7日(日本時間8日)からレンジャーズ(ア・リーグ西地区2位)戦を迎える。藤浪は今季レギュラーシーズンで64試合に登板して7勝8敗2セーブ、防御率7.18の成績を残した。
藤浪はシーズン開幕はアスレチックスで迎え、先発投手として起用されたが4月下旬からリリーフに配置転換。徐々に結果を残して7月にオリオールズへトレード加入すると、30登板して地区優勝に貢献した。プレーオフを勝ち抜き、悲願の世界一を狙う。
(Full-Count編集部)