大谷翔平は「莫大なお金をもたらす」 米識者予測…エ軍で証明した規格外の付加価値
大谷翔平の“付加価値”を米メディアが議論
今オフFAとなるエンゼルスの大谷翔平投手がもたらす“価値”について、米メディアが議論を繰り広げている。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で司会を務める元オリックスのアダム・ジョーンズ氏は「彼は右肘の手術をしたけど、5億ドル(約743億円)だの、6億ドル(約892億円)だの予想する人がいる。でも、複数の故障歴がある。どうなると予想する?」と投げかけた。
米スポーツ局「ESPN」でアナリストを務めるティム・クルクジャン氏は「(大谷は)大きな契約を手にするだろうが、今はピッチャーではないので大金を失うだろう。2024年はピッチャーを務めない。私たちは彼のような選手を今まで見たことがないから、これは全員にとっての損失だ」と言及した。
続けてクルクジャン氏は「でも、誰かが彼に大金を渡すだろう。(私なら)4億5000万ドル(約669億円)の契約を結び、万が一投手として2025年戻ってきたときのためにインセンティブを加える。でも、2度目の手術なので、ピッチャーとして戻ってくる保証はない」と話した。
同番組の司会を務めるスコット・ブラウン氏は「私は5億ドル以上と予想する。5億ドルを超えると予想したのは、彼はユニークな存在だからだ」と大谷の“存在感”を称賛した。
ブラウン氏は「もちろん、DHのためだけに5億ドルを支払う訳ではない。来シーズンが終了したら投げる可能性が高いし、オーナーにとって最も重要なことはお金を生み出すことだ」と“付加価値”も計算する。
「ショウヘイ・オオタニがエンゼルスに莫大なお金をもたらしたことは明らかなことだ。どのスポーツ選手よりも多くのお金をもたらした。噂では、スポンサー契約だけで1500万ドル(約22億円)から2000万ドル(約30億円)だと聞いた。しかも、お金はショウヘイ・オオタニではなく、チームに渡った。そして、彼がもたらす(選手としての)年平均の価値を考えたら、彼が望めば5億ドルを超えると思わないか?」
大谷を獲得する球団は、頭中をフル回転することになりそうだ。
(Full-Count編集部)