巨人・阿部新監督「アレではなく、アベで」　優勝した阪神を意識「チーム一丸となって」

都内で就任会見…3年契約で、背番号は原辰徳前監督の付けていた「83」

　巨人の阿部慎之助新監督は6日、都内で就任会見を行った。来季に向けて「本年度はアレで盛り上がっている。来年度はアレではなく、アベで行きたいと思います」と意気込んだ。

　会見には山口寿一オーナーと、原辰徳前監督が同席。3年契約で、背番号は原前監督の付けていた「83」と発表された。チームは2年連続でBクラスとなっているが、阿部新監督は「とにかく、強い巨人軍、愛される巨人軍を必ず作って、ファンの皆様。応援してくださる皆様にいい報告が出来ることを約束」と、強いチームを作ることを宣言した。

　阿部新監督は中大から2000年ドラフト1位（逆指名）で入団。巨人一筋で19年プレーし、2132安打、406本塁打をマークした。2012年には首位打者、打点王、最高出塁率のタイトルを獲得し、MVPにも輝いた。2019年限りで現役を引退すると、翌2020年から2軍監督に就任。2021年の2軍公式戦全日程終了後に1軍作戦コーチに配置転換され、2022年からは1軍作戦兼ディフェンスチーフコーチを務めた。今季は1軍ヘッド兼バッテリーコーチとして原前監督を支えた。

（Full-Count編集部）