殿堂入り左腕が同情する二刀流の過酷さ「やること多すぎる」 大谷翔平の未来に持論展開
今オフFAの大谷翔平は「毎日打者として打席に立たなければ、より良い投手になる」
エンゼルスの大谷翔平投手は二刀流をやめて“専任”すべきなのか。メジャー通算305勝を記録するなど、アメリカ野球殿堂入りを果たしているトム・グラビン氏は「彼が1つ(のポジション)に専念すれば、彼はもっといい選手になれる」と提案している。
米放送局「FOXスポーツ」のライアン・ゲイドス記者の記事によれば、かつてブレーブスやメッツで活躍した左腕が「彼と(新たに)契約するチームは、再びマウンドに上がるのかという大きな決断を下さないといけないか、(司会者はグラビン氏に対して)質問した」と明かしている。
大谷は今オフにFAとなり、移籍するかどうかが注目を集めている。グラビン氏は「次のチームは彼の将来を決める必要がある」と提言。さらに「彼が毎日打者として出場しなければ、疑いなく、よりいいピッチャーになると思う」と“投手専任”を推薦している。
その理由については「DHか外野手としてやるべきことをこなしつつ、先発投手としてもやるべきことをこなし、次の登板に向けても準備するのは、本当に大変だと思う。とにかく(やることが)多すぎる」と、二刀流の大谷が抱える負担を気遣った。
(Full-Count編集部)