打たれた投手の「顔が全てを語ってる」 柳田悠岐の“鬼さばき”は「千両役者」
柳田の放った22号2ランに場内騒然
■楽天 5ー5 ソフトバンク(7日・楽天モバイルパーク)
ソフトバンク・柳田悠岐外野手が披露した内角球の“鬼さばき”が話題となっている。7日に敵地・楽天モバイルパークで行われた楽天戦に「3番・指名打者」で出場すると、3回に22号2ランを放った。内角高めを打ち返す光景を見たファンは「千両役者という言葉よく似合う男」「フォロースルー含めて最高!」など喜びの声を上げた。
勝つか引き分けでCS進出が決まる今季142試合目で、柳田が“秘打”を見せつけた。1点を追う3回2死三塁。楽天・岸の投じた内角高めの初球143キロを豪快に振り切った。腕をたたんでの衝撃弾に、スタジアムは騒然。一時逆転のアーチに、仙台に集ったファンから歓喜と悲鳴が入り混じった。
この一撃を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開すると「内角の速球を腕をたたんでかっ飛ばす。かつての松中を彷彿とさせる凄み」「いつまでも俺たちのスーパーヒーロー」などの声が飛んだ。さらに「確信している姿がとっても絵になるなーーー!」「岸の顔が全てを語ってる」など、柳田だけでなく、18.44メートル先の投手の表情からも驚愕弾の凄みを読み取るファンも見られた。
(Full-Count編集部)