「CSって必要?」疑問の声も…バチバチだった最終戦 V超速決定も“熱狂”呼んだ20日間

楽天・石井一久監督、ロッテ・吉井理人監督、ソフトバンク・藤本博史監督(左から)【写真:荒川祐史】
楽天・石井一久監督、ロッテ・吉井理人監督、ソフトバンク・藤本博史監督(左から)【写真:荒川祐史】

プロ野球のレギュラーシーズンは143試合目まで“熱戦”

 プロ野球のレギュラーシーズンは10日、楽天-ロッテ(楽天生命パーク)にてロッテが5-0で勝利し、2位を確定させて全日程が終了した。3連覇を決めたオリックスと2位・ロッテは15・5ゲーム差が開き、「CSって必要?」などの声がSNSなどで飛び交うが、143試合目でパ・リーグのCS進出チームが決まり、大きな盛り上がりを見せていた。

 143試合目で、歓喜と悲鳴が入り混じった。10日の同カードは、勝利したチームがCS進出に滑り込める“決戦”だった。最終的に3位となったソフトバンクも、直前まではロッテや楽天とAクラス入りを競う“大接戦”となっていた。

 最終戦に敗れた楽天は70勝71敗2分けの借金1で、最終的に4位へ。2位・ロッテと3位・ソフトバンクはともに貯金2でフィニッシュ。僅差でCS圏内を最後まで争った。シーズン最終戦まで白熱したペナントレースだったが、SNS上では「個人的にはCSは無くてもいい」「この制度なんとかならないのかなー」など、首位との大差から“下克上”する物語に否定的な声も上がった。

 セ・リーグでは、18年ぶり優勝を勝ち取った阪神と、2位・広島のゲーム差は11・5で、こちらも大きく広がった。阪神の優勝は9月14日で、オリックスは9月20日に歓喜の胴上げを行った。そこから、およそ20日……。両リーグ超速決着後も、CS進出をかけて最後までプロ野球ファンを楽しませたのだった。

(Full-Count編集部)

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