ヤ軍レジェンドが称賛の嵐…大谷翔平は「見ていて楽しい」 比較対象なき異次元ぶりに虜
ヤンキースの殿堂入りレジェンド、デレク・ジーター氏が“ファン目線”で大谷を称賛
日本選手初の本塁打王に輝くなど、二刀流で歴史的活躍を見せた大谷翔平投手への称賛は、ポストシーズンへの熱が高まっている状況でも収まることがない。MLBが誇る殿堂入りレジェンドも「彼を表現する形容詞が足りない」と、改めて絶賛の声をあげている。
通算3465安打を放った元ヤンキースのデレク・ジーター氏が、11日(日本時間12日)、米スポーツ局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏が司会を務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」に出演。「球界で一番勝負強い男の1人であり、最高の打者の1人。そして、マウンドでも活躍しています。彼(大谷)について、感想を聞かせてください」とたずねられ、「表現する形容詞が足りない。見ていて楽しい存在だ」と賛辞を送った。
「偉大な打者になるだけでも、偉大な投手になるだけでも難しいこと。だから、彼が二刀流をこなしていることは、並外れたことだ。(彼がやっていることを私自身と)結びつけることができないよ」とジーター氏。中でも心を打ったのは、第1試合でメジャー初完封、第2試合で2本塁打を放つ離れ業を見せた、7月27日のタイガースとのダブルヘッダーで、「そんなこと、聞いたことない」と付け加えた。
とはいえ、その後の大谷が右脇腹や右肘靱帯を痛めたこともあり、「先発投手が(登板後)4日間休むのには訳がある。君の弟(アストロズのジャスティン・バーランダー)に聞いたらわかると思うけど、次の登板に向けて体を休ませる必要がある」と、休養の必要性もあったことにも言及した。
「(二刀流は)続けられますか?」との質問には、「今となっては、彼は怪我をしたから簡単な質問だ。わかるでしょ?」と含みを持たせつつ、「ファン目線で言うと、続けられることを祈っている」。偉大なレジェンドもファンと同じ心境で、大谷の投打での復活を熱望している様子だった。
(Full-Count編集部)