楽天、石井監督の退任&シニアディレクター就任を発表 最終戦で4位決定…2年連続でCS逃す
今季はGM職を離れ監督業に専念も…最終戦で4位決定
楽天は12日、石井一久監督が今季限りで退任すると発表した。2018年途中にGMに就任し、2021年から監督を務めた。今季が3年契約の最終年だった。2024年からは取締役シニアディレクターに就任。球団に残ることも併せて発表した。
2021年は3位でAクラス入りを果たすも、2022年は4位。今季はCSをかけたロッテとの最終戦(楽天モバイルパーク)に敗れ、4位でシーズンを終えた。試合後のセレモニーでは、「今日の試合に敗れて、皆さんをCSにお連れすることが出来ず、申し訳ありませんでした」と頭を下げていた。
石井監督は、1991年ドラフト1位でヤクルトに入団。その後はドジャースやメッツ、西武などでプレーした。今季はGM職を離れ、監督業に専念。前半戦苦しんだものの、終盤はAクラス争いに加わるなど、底力を見せた。