6か月ブランクも155キロ…メジャー15球団が視察 中日退団ロドリゲス、再始動でアピール
中日から6日に自由契約になったロドリゲスが、トライアウトに登板した
中日から6日に自由契約になったジャリエル・ロドリゲス投手が、さっそくメジャーリーグとの契約に向けて始動している。ドミニカ共和国で行われたトライアウトに登板し、96.2マイル(約154.8キロ)の直球で猛アピール。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が動画つきで伝えた。
同記者は「メジャー15球団以上が見守る中、キューバのエースであるジャリエル・ロドリゲスは昨日ドミニカで行われた初めてのトライアウトで、好印象を与えた」と投稿。最後の公式戦登板は3月に行われたWBCだったが、「6か月間試合(実戦)から遠ざかるも、球速、球の動き、回転数は健在だ」とした。
直球は9球で96.2マイルを記録し、スライダー6球、カーブ4球、スプリット2球、チェンジアップ1球を披露したという。昨季は中日で56試合に登板し、防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得。しかし、WBCにキューバ代表として出場後に来日せず、ドミニカ共和国に亡命したと報道されている。