藤浪晋太郎は「戻らなくても驚かない」 MLB公式報道…GMも嘆き「助けにならず」
今オフFAの藤浪晋太郎投手…再契約がなくても「驚きはない」
オリオールズの藤浪晋太郎投手は、地区シリーズでは出番なく、チームは3連敗を喫して敗退した。オフには藤浪ら5選手がFAとなる。MLB公式サイトは、今夏加入したフラハティと藤浪について「誰もオリオールズに戻らなくても、驚くべきことではない」と退団の可能性も示唆している。
同サイトのジェイク・リル記者が12日(日本時間13日)に公開した記事の中で言及した。今オフは藤浪のほかにアダム・フレイジャー内野手、アーロン・ヒックス外野手、ジャック・フラハティ投手、カイル・ギブソン投手がFAとなるが、「昨オフ、オリオールズはFAを迎えた3選手全員と再契約を見送り、(ジョーダン)ライルズのオプション権を行使しなかった」と指摘。そうした姿勢を考慮すれば、藤浪らの再契約がなくても「驚きはない」とした。
藤浪はアスレチックス所属時より投球内容は好転したようにも見えるが、移籍後30登板で防御率は4.85、地区シリーズでもロースターから外れた。カージナルスから移籍後9登板で防御率6.75のフラハティと共に「成功を収めることができなかった」とリル記者は評価し、厳しい立場に立たされていることを示唆した。
マイク・エライアスGMも、「トレード期限での結果が、ア・リーグ地区シリーズを突破する助けにならず残念だ」と語ったことを、オリオールズの地元放送局「MASN」電子版などが伝えている。背番号「14」は、このままチームを去ることになるのだろうか。
(Full-Count編集部)