佐々木朗希、“ぶっつけ本番”も「勝つための投球を」 深刻な先発不足でCS開幕投手に
9月14日以来、約1か月ぶりの復帰マウンドとなる
ロッテの佐々木朗希投手が、14日にZOZOマリンで開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ、ソフトバンク戦に先発する。球団を通じて「大事なマウンドで投げられることをしっかりと自分自身、感じとりながら、チームが勝つためのピッチングをしていきたいと思います」と意気込んだ。
佐々木朗は、先発予定だった9月24日のソフトバンク戦を発熱により回避し「特例2023」により出場選手登録を抹消された。その後は1軍登板はなく、9月17日の西武戦以来の復帰マウンドとなる。「チーム全員でこの位置をつかんで迎えるポストシーズン最初の試合。明日の先発はチームにさらによい流れを作っていくためにも、とても大事だと思っています。僕自身としては久しぶりの登板とはなりますが、自分に出来ることは今、持っている自分の力を出し切って自分のピッチングをマウンドで披露すること」と闘志を燃やす。
この日行われた共同会見で、吉井理人監督は「ちょっと今チーム事情で先発投手が足りないので、佐々木が間に合ってくれて助かったと思っています。彼のピッチングをしてくれれば結果はもう仕方ないので、精一杯頑張ってしてほしいなと思っています」と期待を寄せていた。
その思いに応えるように、“令和の怪物”は「明日は沢山のファンの方が見に来られると思いますので喜んでいただけるように頑張りたいという想いです」と気持ちを高めた。
(Full-Count編集部)