10億円減俸跳ね返せず…輝き失った元助っ人 24発&初球宴の弟と分かれた明暗
グリエル兄弟は2015年にDeNAに所属予定も来日せず制限選手となった
元DeNAでマーリンズのユリ・グリエル内野手にとって、今季は厳しいシーズンとなった。108試合に出場して打率.245、4本塁打、27打点、OPS.663。2021年には首位打者に輝いたが、低迷が止まらない。初めて球宴に選出された弟でダイヤモンドバックスのルルデス・グリエルJr.外野手と明暗が分かれた。
ユリ・グリエルは、2014年にDeNAに所属して62試合で打率.305、11本塁打、30打点をマーク。アストロズ時代の2021年に打率.319で首位打者となるも、昨季は自己ワースト級の成績に低迷し、オフにFAとなった。
今年3月10日(日本時間11日)にようやくマーリンズとマイナー契約(スプリングトレーニングへ招待選手として参加)すると、30日(同31日)に1年125万ドル(約1億8700万円)でメジャー契約。2022年と比べて675万ドル(約10億円)の減俸だった。
弟のルルデス・グリエルJr.は、2015年にDeNAと契約更新した兄に続いて加入予定だったが兄弟そろって来日せず、制限選手となった過去を持つ。
2022年12月23日(同24日)にブルージェイズからトレードでダイヤモンドバックスに移籍。今季は球宴に初出場して、ド派手なスーツでレッドカーペットショーに登場して話題をさらった。145試合に出場して打率.261、24本塁打、82打点という成績で、低迷が止まらない兄とは対照的な活躍を見せた。
(Full-Count編集部)