オリ山本、まさかの初回3失点 防御率1.21のエース乱調…5安打許し場内騒然、空振りわずか2
1死二、三塁でポランコに2点二塁打、内野ゴロの間に失点した
■オリックス ー ロッテ(18日・京セラドーム)
オリックス山本由伸投手が18日、ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦(京セラドーム)に先発したが、初回に3点を失った。1死二、三塁からポランコに2点二塁打、内野ゴロの間に3点目を許した。
3年連続投手4冠。防御率1.21。失点しない男が初回につかまった。荻野に内野安打、藤岡に中前打を許し、犠打で1死二、三塁に。ここでポランコに右中間へ2点二塁打を浴びた。
これだけではない。安田、岡に連打を許して満塁に。続く山口の遊ゴロの間にポランコが生還し、3点目を許した。いきなり被安打5。27球を投げて奪った空振りは2球。まさかの光景に、京セラドームは騒然とした雰囲気に包まれた。
ロッテはソフトバンクとのCSファイナルステージ第3戦で3点差をひっくり返して延長10回逆転サヨナラ勝ち。勢いそのままに球界最強右腕を攻略した。