487億円契約も打率.191の厳しい現実 ヤ軍ファン拒否反応…復活しない「92%」
17年に59本塁打を放ったスタントンは今季、打率.191、24本塁打、OPS.695
2017年にシーズン59本塁打を放ったかつてのスターに、厳しい現実が突きつけられている。ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は今季、101試合に出場して打率.191、24本塁打、OPS.695。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の調査によると、ファンの期待は地に落ちてしまったようだ。
同メディアはファンに調査を行い、5789人の回答を反映させたという。「ヤンキースの最大の弱点は?」との問いには、94.1%が打撃、5.2%が投球、0.7%が守備と打撃への不満が圧倒的。さらに「ヤンキースが今オフ最も必要としているものは?」でも、90.6%が打撃と答えている。
その中でも、特にやり玉に上がっているのがスタントンだ。マーリンズ時代の2014年オフに13年総額3億2500万ドル(約487億円)の巨額契約を結び、現在は2018年にトレードで獲得したヤンキースが引き継いでいる。「1(最低)~10(最高)段階で、スタントンの復活への自信の程度は?」との問いに、31.6%が1、20.7%が2、20.2%が3と続き、92%が5より下に投票している。
記事では「シーズン最後に、期待外れのシーズンが連続している状況から復活するために、多くのことを変える必要があることは理解していると、スタントンは報道陣に対して語った」と紹介している。まだ契約を4年も残しているが、あっと驚くような復活で、辛辣なファンたちを見返すことはできるのだろうか。
(Full-Count編集部)