アストロズの「やり方違う」 賛否両論の退場劇…当事者たちの“場外戦”が勃発
6回逆転3ランのガルシア「ああいう打球を打てばセレブレーションを行う」
■アストロズ 6ー5 レンジャーズ(日本時間21日・アーリントン)
20日(日本時間21日)に行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦で、元巨人でレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が死球に激高し、乱闘騒ぎとなって退場処分を受けた。前の打席で3ランを放った際に喜びをあらわにしたことが“伏線”となったのではとみられているが、ガルシア自身は反論した。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によれば、意図的に当てられたと思うかという質問に「私達はポストシーズンで戦っている。今がその時だ。ああいう打球を打てば、セレブレーションを行う。彼らがそれに対して反応しているようであれば、私は正しいことだとは思わない」と話したという。
ガルシアは1-2の6回1死一、三塁で迎えた第3打席に逆転3ランを放ち、打った瞬間に打球を見送るように歩き、何かを叫んでバットを叩きつけて興奮している様子だった。そして次の打席となった4-2の8回無死一塁で、アブレイユから98.9マイル(約159.2キロ)の速球で死球を受けた。
米放送局「FOXスポーツ」は、アストロズのマーティン・マルドナード捕手の「(死球を受けた後にガルシアが)『そういうやり方は違う』と言った。私は『あの場面で出塁させたくないことは全員がわかっていることだ。私達にはまだ逆転するチャンスがあるから』と言った。彼がやってしまったことは、アストロズを目覚めさせるという最悪のことだった」というコメントを紹介。死球後のやり取りを明かした。
(Full-Count編集部)