大谷翔平&山本由伸を両獲りへ スター不在…“親日家”の新監督「全員欲しい」
メルビン監督が就任会見「強打者はチームに安定感をもたらしてくれる」
ジャイアンツのボブ・メルビン新監督が25日(日本時間26日)、本拠地のオラクル・パークで就任会見を行い、エンゼルスからFAとなる大谷翔平投手とオリックスの山本由伸投手の獲得へ名乗りを上げた。パドレスからFAとなるブレイク・スネルを含めた3選手について、「見てみようじゃないか? 彼ら全員がとてもいい選手だ。全員欲しい」と話した。地元紙サンノゼ・マーキュリーニュースが伝えている。
メルビン監督はマリナーズ監督時代からイチロー氏と親交があり、パドレス監督だった2022、2023年はダルビッシュ有投手を指揮してきた。大谷と山本は争奪戦は確実な状況となっているが、「アスレチックス時代に何度か日本で開幕を迎えたことがある。共鳴してくれるといいね」とアピールした。
昨オフにアーロン・ジャッジ外野手の争奪戦に敗れたジャイアンツは、スター選手が不在。強打者の獲得は急務で、来季は打者に専念する大谷は補強ポイントと合致する。「強打者はチームに安定感をもたらしてくれる。常に議論はしている」とメルビン監督。トレード市場ではエンゼルスのマイク・トラウト外野手を獲得する可能性も指摘されているという。
(Full-Count編集部)