大谷翔平は「常に例外」 唯一の2年連続ベストチーム選出「この世のものと思えない」
米記者が選出するベストチーム14人の一員に大谷翔平が連続選出
今オフにエンゼルスからFAとなる大谷翔平投手が、“2年連続の栄誉”を手にした。米メディア「ジ・アスレチック」のジム・ボウデン記者が選ぶ「オールMLBチーム」の指名打者(DH)部門に、昨年に続いて選ばれた。「今年もまた、この世のものとは思えないシーズンを送った」と最高級の言葉で称賛が送られている。
レッズなどでGMを務めたジム・ボウデン記者が独自に選ぶシーズンのベストチーム。野手8人とDH、先発投手、クローザー、さらにはオーナー、フロント幹部、監督も選出するもので、2023年の14人の中で、大谷は唯一の2年連続選出となった。
「彼は野球史上最高のオールラウンド選手。怪我はあったものの、今年もまたこの世のものとは思えないシーズンを送った」と高評価。打者としては打率.304、出塁率.412、長打率.654、44HR、95打点、20盗塁。投手としては10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、被安打はわずか85本。3年連続でオールスターに選ばれ、2度目のア・リーグMVPの有力候補に挙がることにも言及。唯一の2年連続選出についても、「大谷は常に例外だが、球界の一流選手でも、特定のポジションで2年続けて最高のシーズンを送るのはあまりに難しい」と、高いハードルを越えての選出だったと綴った。
そして、FAとなる今オフには「少なくとも4億ドル(約601億円)が保証される契約を手に入れると見られる」と、史上最大規模の契約を得る見込みであることにも言及。まさに歴史的な大谷の2023年を象徴する“ベストチーム入り”となった。
(Full-Count編集部)